危険なドッグフードを知ろう

いつも与えているドッグフードは安全ですか?

ドッグフードとキャットフードのそれぞれの特徴と違い

ドッグフードの多くは肉メインのタンパク質を主原料としており、タンパク質以外にも炭水化物などが多く含まれています。
これは、犬が肉食寄りの雑食であるためです。
また、犬が体内で生成・合成できるような栄養素はフードには入っていないこともドッグフードの特徴の一つです。
味付けは淡白で薄味です。

一方、キャットフードの多くは魚メインのタンパク質を主原料としており、高タンパクで高脂質な栄養バランスになっています。
これは、猫が犬に比べ、より肉食に近い動物であるためです。
また、猫は様々な栄養素を体内で生成・合成することが出来ないため、フードからその栄養素を摂取する必要があります。
したがって、キャットフードにはそのような猫自身が合成できない栄養素も含まれています。
代表的なものは、タウリン、ナイアシン、ビタミンAなどです。
犬の味付けと比べると嗜好性があり、濃い目の味付けになっています。

タウリンは、猫にとっての必須アミノ酸で、目や肝臓や心臓の健康を維持する働きや、成長や繁殖の際に必要となる栄養素です。
タウリンが必要量摂取できなければタウリン欠乏となり、網膜萎縮などの目の病気や、拡張型心筋症などの心臓の病気になる可能性があります。
ナイアシンは、ビタミンBの仲間で、エネルギーを作ったり、脂質や糖質を分解したりする働きがあります。
ナイアシン不足の状態はナイアシン欠乏症と呼ばれ、下痢を起こしてやがて衰弱していきます。
ナイアシンを全く取らない状態が続いた場合、3週間程度で死亡したという例も報告されています。
ビタミンAは、視力や皮膚・被毛の健康を維持する働きや、妊娠期に必要となる栄養素です。
これが欠乏すると、目の病気や皮膚疾患、繁殖障害が起こります。

このように、ドッグフードは犬の生態に、キャットフードは猫の生態に合わせて作られているため、犬にキャットフードを与えたり猫にドッグフードを与えたりすることは健康上よくありません。
猫にドッグフードを与えると、必要な栄養が摂取できず、栄養不足で病気になる可能性があります。
逆に、犬にキャットフードを与えると、栄養価が高すぎて、内蔵に負担がかかり、病気になる可能性があります。
それぞれに必要な栄養が必要な分だけ入って作られているので、犬にはドッグフード、猫にはキャットフードを与えましょう。

ドッグフードと言っても犬の年齢や健康状態、犬種によって与えるべきフードの種類は違ってきます。
子犬の時期は一番の成長期なので、栄養満点でカロリーも高い子犬用ドッグフードを、 成犬には子犬用ほどの高カロリーなフードは必要なくなるので健康をサポートしてくれる成犬用ドッグフードを、 高齢犬には加齢によって不足してきた栄養素や高齢犬に必要な栄養素がたくさん入っていて、カロリーも調整されているドッグフードを選びましょう。
どの年齢用でも栄養価が高く健康維持をサポートしてくれるドッグフードを選びたいものですね。