危険なドッグフードを知ろう

いつも与えているドッグフードは安全ですか?

糖尿病の犬に与えるドッグフード

糖尿病用のドッグフードは、主に動物病院から処方される療法食となります。
いくつかのメーカーから製造されています。
この糖尿病用フードの大きな特徴としては、炭水化物源として、糖の吸収速度の遅い大麦を使用していることです。
また、筋肉維持の為に、タンパク質を増量していることや、エネルギーや脂肪の吸収を減らす為に、ゲル化作用のある食物繊維を配合していることも特徴として挙げられます。
さらに、本来の免疫力を維持する為に複数の抗活性酸素物質を配合しているフードもあります。
このように、糖尿病用フードは低カロリーで高繊維といった特徴があります。

なぜ糖尿病用のフードは、低カロリーで高繊維なのでしょうか。
糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンの作用が不足して引き起こされる病気です。
インスリンとは、血糖値を下げる役割をもつホルモンの一種で、膵臓で産生・分泌されています。
このインスリンの作用が不足すると、糖・タンパク質・脂質の代謝障害が起きます。
その結果、筋肉や脂肪組織の糖の利用率が低くなり、肝臓では、アミノ酸などから糖を合成する糖新生を引き起こし、血液中の糖が増えてしまいます。
そして、尿中にも糖が排出されます。

糖尿病の原因としては、遺伝的なものや感染から起こるものもありますが、肥満や運動不足の場合もあります。
かかりやすいのは7~10歳の成犬、老犬や避妊手術をしているメス犬など、太りやすい時期に発症する傾向があります。
症状としては、多飲多食になりやすく、発症初期では肥満になりますが、症状が進行すると体重は落ちてきます。
さらに進行すると食欲減退や嘔吐、消化器官系以外では白内障などの症状の出てきます。
最悪の場合は死に至る非常に怖い病気です。

糖尿病になった犬が食べていいものは、基本的に血糖値の上昇が緩やかで低カロリー、腹持ちが良いものです。
また、食物繊維の多く含まれるものは、老廃物を吸着し、排泄を促しますので良い効果が期待できます。

逆に、塩分や糖分が多いものは糖尿病の犬にはあげないほうがいいです。
糖分過剰摂取はそのまま血糖値に影響が出るためですが、塩分過剰摂取は次のような影響があります。
糖尿病の後天的要因の大部分は肥満や運動不足によるもので、糖尿病と同時に高血圧になっているケースが多いです。
高血圧は糖尿病の合併症の発症や病気の進行を早めてしまいます。
塩分過剰摂取は高血圧を促進するため、結果的に、糖尿病の症状を悪化させてしまいます。

冒頭で説明した低カロリーで高繊維という特徴に合わせて、塩分量・糖分量を配慮して作られたフードが糖尿病用のドッグフードです。