ドッグフードの種類と危険な選び方
ドッグフードは、大きく分けて3種類あります。
水分10%以下のドライフード、25〜35%程度のセミモイストフード、約75%のウェットフードです。
また、用途でも3つに分類できます。
一つ目は総合栄養食で、毎日の主食として与えるものであり、生きる上で必要な栄養が摂れます。
二つ目はプレミアムフードで、栄養補助食や処方食になります。
プレミアムフードは各社が独自基準で表記しており、総合栄養食の基準を満たすものと満たさないものがあります。
このプレミアムフードについて詳しくはこちらをご覧ください。
参考URL
http://animal-dog.com/d01-01-009.html
三つ目は単なるおやつです。
危険なドッグフードとは、粗悪な原材料を使用しているものです。
具体的には、4Dミート(死んでいる・死にかけている・障害がある・腐っている肉)や、肉ではない内臓、血、糞尿、羽毛などが使用されているものです。
危険なドッグフードはどう見分けたらよいのでしょうか。
安すぎは危険
例えば10kgで2000円のドッグフードは原価100gで5円程度ですが、5円で良質なドッグフードは作られません。安すぎるフードは4Dミートを使用している確率が高いです。
原材料を見る
日本では、ペットフード安全法に基づき原材料などの表記が義務づけられており内容を確認できます。原材料名に肉副産物・肉骨粉・肉粉の記載や、原材料100%表記の無いものは危険です。
どのような肉が使用されているか不明だからです。
その他、酸化防止剤甘味料・穀物類・防腐剤・合成保存料・合成添加物は健康を害する恐れがあります。
酸化防止剤は発がん性、甘味料は内臓に負担となり糖尿病の原因に、穀物類は犬にとって消化しにくく胃腸障害の原因となります。
これら添加物はアレルギー原因物質を含み、犬の約4割が持つとされる食物アレルギーの要因となります。
「AAFCO認定」等の表記は危険
AAFCOとは米国飼料検査官協会の事で、総合栄養食の指標を定める機関です。ただし、AAFCOは認定・承認機関ではありません。
「AAFCO認定・承認・合格」の様な記載は不当表示なので、このような表記のあるドッグフードは疑ったほうが良いです。